目覚めると新聞の故郷の頁を読んで
最後にお悔やみの欄に目を通す習慣
「・・・ん?!」
5日前に親しくしている友人の生家により
ご両親(結婚71年目)に挨拶して
70歳で両親が揃って居られるなんて
彼女は幸せですねなどと話し
96歳のお父様に
この調子なら100歳まで生きておれそうに思うと
嬉しいお話をお聞きし
横になっていたのよとお母様も出てこられて
時々埼玉から帰省して
家事などをしているご長男(友人の弟)ともお話して
息子がいないときにはまだ運転するよと
お元気に庭先まで出てこられて
にっこり笑って手を振って送ってくださったおじ様
その方のお名前!年齢も96!
住所もお年賀を差し上げるときのもの
自分の目を疑った!
文字通り何回も眼を擦ってしまった
11日の夕食でいつもの晩酌5勺程を聞し召し
普通にお食事もされ 歯を磨いて・・・この時ぐらりと来て 少し手にすり傷ができていたので
奥さまの横で ご長男と二人で少しだけ手当をして そうしているうちに様子がおかしいので
救急車を呼んだら 10分後にやってきて 隊員は心臓マッサージをしながら病院に到着
医師は頭を横に振って おわり・・・
原因は気管に食べ物が入ったらしい
51年間可愛がってくださったおじ様 長い間有難うございました!
ご冥福をお祈り申し上げます
写真は25年前 おじ様にお世話いただいた七島藺の畳表 国東市の隠れ特産品
確か柔道場の畳は今も七島藺を使うと聞いている 粗いけれど長持ちする
わが家は前の家で10年間12畳(6✕6)で活躍し この家のときに裏返しのついでに半畳にして12枚 6畳の部屋に今も立派に役立っている
新築して15年になるので 今年は畳を替えようと計画していたが 止めよう
せめておば様がお元気な間はこのままでいよう
おば様 おじ様さまの分も長生きしてくださいね